わたしたちは個別化医療の多様性に適した疾患特異的な「違い」を検出するための技術を提供します。
◆ 糖鎖バイオマーカー

当社は、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)技術移転ベンチャーであり、糖鎖に関連したノウハウや技術を活用して、体外診断薬(in vitro diagnostics: IVD)用の糖鎖バイオマーカー開発や治療用抗体開発などの幅広い臨床応用を行うバイオテック企業です。
当社の目標は、私たちが研究開発した糖鎖技術を利用して、ヒューマン・ヘルスケアに貢献することです。
我々がターゲットとしている「糖鎖」は、生物における第4の生命鎖であり、細胞・臓器や個人の違いを提示する分子です。さらに同じタンパク質であっても、感染症や癌など病気の状態に応じて糖鎖修飾が変化することが明らかとなり、“質的な変化”を検出できる疾患特異的な糖鎖バイオマーカーは、個別化医療(プレシジョン・メディスン)の観点からも非常に重要とされています。
当社のファーマコ・グライコプロテオミクスを活用した技術プラットフォームにより、個別化医療に対応した、特定の疾患を検出する新規の治療用抗体/バイオマーカー/体外診断用医薬品(IVD)を継続的に創出することが可能です。
当社における現在のIVDパイプラインは、B型肝炎におけるHBs抗原のO型糖鎖修飾体を認識する検査薬です。B型肝炎の感染性粒子に特異的なM-HBs抗原のPre-S2ドメイン上に存在するO型糖鎖構造を認識する抗体を用いた体外診断用医薬品(HBsAgGi ELISAキット)について、承認を取得しました。
当社では、 HBsAgGiを用いた研究用試薬の販売や受託測定サービスを実施しています。
その他に、N型糖鎖により引き起こされる“Immune evasion”を標的とした抗体作製プラットフォームも提供しております。
企業情報
会社名 | 株式会社RCMG |
住所 | 〒305-0047 茨城県つくば市千現2-1-6 つくば創業プラザ209 TEL:029-828-8010 Email: marketing@rcmg-glyco.com |
代表者 | 代表取締役社長 入交 太郎 |
事業内容 | 新規の糖鎖バイオマーカー/体外診断薬(IVD)の開発 |